市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:1ドル116円後半の大幅な円高、米利上げ観測後退で円買い

 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=116円82銭前後と前日に比べ1円10銭強のドル安・円高で推移している。

 ドル円相場は連日の大幅なドル安・円高。4日のニューヨーク市場で発表された米新規失業保険申請件数が市場予想に比べ雇用情勢の悪化を示す内容だった。また、米12月製造業受注指数も予想に比べ弱い数字となったことから、米利上げ観測が後退しドル安・円高が進んだ。

 この日の東京市場に移ってからも116円台後半での軟調な値動き。日経平均株価が下落しているほか、この日発表の米1月雇用統計を控え、神経質な展開となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1205ドル前後と前日に比べ0.0120ドルのユーロ高。対円では1ユーロ=130円90銭前後と同20銭前後のユーロ高・円安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均