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【材料】ネットワンが昨年来安値、業績下方修正がネガティブサプライズ、国内大手証券は収益性が課題と指摘

 ネットワンシステムズ<7518>が3日続落し昨年来安値を更新、東証1部の値下がり率ランキングの上位に顔を出している。4日に発表した16年3月期業績予想の下方修正が売り手掛かり材料視されている。

 SMBC日興証券ではネットワンシステムズの業績下方修正発表を受けて、目標株価を700円から600円に引き下げ、レーティング「3」で変更無しとのリポートをリリースした。「第3四半期で営業赤字が2億円(15億円悪化)、会社計画下方修正、通信キャリアからの需要は期待出来ず、公共分野も収益性が課題」とネガティブな内容で紹介されている。

 市場では主要顧客がNTT<9432>向けと安定している企業と見られていただけに、今回の業績下方修正幅が大きかったことがネガティブサプライズになったとみられている。
《MK》

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