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【市況】NY原油:反落で31.72ドル、ドル安で買い先行も、需給材料に立ち返り売り転換か


 NY原油は反落(NYMEX原油3月限終値:31.72↓0.56)。33.60ドルまで上昇した後、31.53ドルまで下落した。この日発表の米国の新規失業保険申請件数が予想外に増加し、労働生産性が予想以上に落ち込んだことを受けて、連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測が一段と後退。ユーロ高・ドル安が最も進んだ辺りで、割安感による原油の買いが強まった。



 しかし、その後は、需給材料に立ち返ったとみられ、米国の原油在庫の増加や産油国間の協調減産は困難との見方などから、世界的な供給過剰感による売りが優勢になり、下落に転じたもよう。

《KK》

 提供:フィスコ

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