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2016年02月04日20時39分

【市況】米国株見通し:値動きの荒い展開か、米追加利上げに思惑交錯


『米株式市場』


3日のNY市場はまちまち。原油相場の反発を受けて買いが先行。その後1月ISM非製造業景況指数が予想を下振れたほか、世界経済への懸念からアジア・欧州株がほぼ全面安となったことが嫌気され、ダウは一時200ドル近く下落する場面もあった。しかし原油相場の回復に伴い、ダウは引けにかけて再び上昇に転じた。ダウ平均は183.12ドル高の16336.66、ナスダックは12.71ポイント安の4504.24。


グローベックスの米株先物は堅調に推移しており、NYダウは60ドル高程度を織り込んで推移している。欧州市場の全般堅調に推移。昨日は原油相場の反発のほか、ダドリー米NY連銀総裁は、金融環境のひっ迫に懸念を表明したことを受けて、米利上げに懐疑的な見方が広がり、株式市場の上昇につながった面があるだろう。


本日は新規失業保険申請件数(先週)、単位労働費用(10-12月)、消費者信頼感指数(先週)、製造業受注(12月)が予定されており、結果受けて利上げの時期に関する思惑等が高まりそうだ。また、週末に雇用統計が予定されているが、ADP雇用報告が予想を上回っていたこともあり、上振れとなる可能性も意識される。そうなると、いったん後退した米利上げへの思惑が再燃する可能性もあるため、値動きの荒い相場展開になりそうだ。

《TY》

 提供:フィスコ

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