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【テク】日経平均テクニカル:続落、陰転シグナルの発生に警戒


4日の日経平均は続落。売り優勢の展開となり、一時17000円を割り込む場面もみられている。ただし、大きく売り込む流れにはならず、17000円を挟んでのこう着で、十字足を形成している。一目均衡表では転換線を下回っており、遅行スパンも実線の下げに沿った形での下げになりつつあり、シグナルは悪化傾向。ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と-1σとのレンジ内での推移であり、目先的には-1σが位置する16750円辺りを試す可能性がある。MACDは下向きに転じており、シグナルとの乖離が縮小している。両ラインともにマイナス圏での推移であり、この水準で陰転してしまうと、調整トレンドがより強まりやすい。また、パラボリックのSAR値は16720円辺りに位置しており、-1σを試しに行く局面では、陰転シグナルを発生させてくる可能性がある。
《SY》

 提供:フィスコ

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