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【通貨】あすの為替相場見通し=米1月雇用統計控え神経質な展開も

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、117円台を中心とする神経質な展開が続きそうだ。予想レンジは1ドル=117円20~118円20銭。

 この日は、急激なドル安・円高が進行し、117円台へと突っ込んだ。米国の利上げ観測の後退もあり、ドルの下値を探る動きが強まった。あすにかけても117円台に入ったドル円相場が一段の下値を試すかがポイントとなりそうだ。

 明晩は米1月雇用統計が発表される。非農業部門雇用者数は、19万人の増加で失業率は5.0%が予想されている。この米雇用統計に対する市場の反応に関心は集中しそうだ。やや様子見姿勢も予想されるが、基調がドル安・円高に動くなか、今晩のNYダウや原油相場に全体相場が左右される展開が続きそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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