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【特集】中電工 Research Memo(6):16/3期3Qは売上高・各利益とも前年同期を上回る


■業績動向

(2) 2016年3月期第3四半期業績

中電工<1941>の2016年3月期第3四半期累計の実績は、売上高が前年同期比3.6%増の98,815百万円、営業利益が同28.1%増の7,040百万円、経常利益が同3.6%増の10,460百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.0%増の7,791百万円となった。

売上高では、太陽光発電設備工事が67億円減少したものの、リニューアル工事や配電線工事の増加などもあり前年同期を上回った。

(3) 2016年3月期予想

2016年3月期の業績予想は、売上高が前期比0.4%減の145,000百万円、営業利益が同8.2%増の10,200百万円、経常利益が同12.0%減の14,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.8%減の10,300百万円となる。期初予想比では、売上高で6,000百万円、営業利益で3,900百万円、経常利益で5,400百万円、当期純利益で4,900百万円増額修正された。売上高の減少は、太陽光発電設備工事が前期比10,000百万円減少すると予想されていることが主因となる。経常利益が落ち込むのは、前述したように営業外収益の投資有価証券償還益が前期比1,926百万円減少するためである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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