【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … アドウェイズ、ワールドHD、富士テク宮津 (2月3日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の2月2日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 大井電気 <6822>
16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は11.3億円の黒字(前年同期は3億円の赤字)に浮上し、通期計画の10億円に対する進捗率が113.0%とすでに上回った。
★No.2 ワールドHD <2429>
15年12月期の連結経常利益は前の期比37.9%増の51.3億円に拡大し、16年12月期も前期比19.9%増の61.5億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.4 Dリンクス <2145>
16年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比23.6%増の2億5700万円に伸び、通期計画の3億0300万円に対する進捗率は84.8%に達し、5年平均の77.2%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<6822> 大井電気 JQ +7.37 2/ 3 3Q 黒転
<2429> ワールドHD JQ +5.86 2/ 3 本決算 19.87
<2489> アドウェイズ 東M +5.79 2/ 3 3Q -31.02
<2145> Dリンクス JQ +3.73 2/ 3 3Q 23.56
<9644> タナベ経営 JQ +2.60 2/ 3 3Q 13.00
<6382> トリニ工 東2 +2.46 2/ 3 3Q 66.74
<5697> サンユウ 東2 +1.30 2/ 3 3Q -37.60
<5729> 日精鉱 東2 +1.05 2/ 3 3Q -29.78
<6930> 日本アンテナ JQ +0.86 2/ 3 3Q 赤転
<5448> 東京鋼鉄 JQ +0.64 2/ 3 3Q 1.18
<6476> 富士テク宮津 JQ +0.22 2/ 3 3Q 31.38
<1799> 第一建設 JQ +0.18 2/ 3 3Q 1.51
<7705> ジーエル 東2 +0.17 2/ 3 3Q 9.86
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース