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2016年02月04日14時16分

【材料】シャープが後場大幅高発進もその後は上値が削られる格好、昼時間に台湾ホンハイ傘下入り報道

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 シャープ<6753>が変わらずを挟み3日ぶりに大幅反発。昼時間にNHKニュースが、「シャープは、官民ファンド産業革新機構の提案に基づいて再建を目指していたが、台湾大手電子機器メーカーのホンハイ精密工業支援金額をさらに上積みし機構の支援額を大きく上回る金額での買収を提案したことを受け、4日の取締役会でホンハイに優先渉権を与え、台湾資本の傘下で再建を目指す方針を決めた」と報じたことが買い材料となっているようだ。ただ、具体的なことは不詳とあって、その後は上値が削られる格好となっている。

 報道では、先週までは液晶技術を国外に流出させないという国の意向を踏まえて、機構から3000億円の出資を受ける提案に基づいて、再建を進める方針だったが、ホンハイ側が最終局面で支援金額を大幅に上積みし、7000億円を超える規模の資金を投じることを提案。先月末、経営トップの郭台銘会長がシャープ経営陣に対し再建策を説明し、雇用も守るなどと強調。シャープは、ホンハイの豊富な資金力と、大口の取引先である米アップルとの強い関係を活用することで、再建の可能性がより高まると判断したものとみられると伝えた。なお、シャープは、「機構」との協議も続ける見通しであり、同社は4日の会見で説明するとした。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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