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【通貨】東京為替:ドル・円は119円63銭、マイナス金利導入前の水準を割り込む


4日の東京外為市場でドル・円は119円63銭付近、マイナス金利導入前の水準を割り込んだ。

ドル・円は、前日の海外市場で米利上げペースの鈍化観測が広がり、一時117円06銭まで下落した。東京市場ではやや値を戻す展開だが、118円付近の安値圏推移。日銀が1月29日にマイナス金利導入前に付けていた118円半ばの水準を割り込んだ。

日経平均株価は17000円台を回復したほか、ランチタイムの日経平均先物は下げ幅を縮小し、上海総合指数は堅調地合いとなっているため、ドル・円は午後に底堅い値動きになる可能性はあるが、市場心理が悪化していることから、上昇は限定的だろう。

ここまで、ユーロ・ドルはもみあい、1.1077ドルから1.1117ドルで推移。また、ユーロ・円は下げ渋り、130円74銭から131円10銭で取引された。

【要人発言】
・菅官房長官
「TPP、速やかに国会に提出、承認求めたい」

《XH》

 提供:フィスコ

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