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【材料】芙蓉リース---3Q業績は2ケタ増益、経常利益進捗率は84.4%と順調


機械・設備リースの芙蓉総合リース<8424>は3日、第3四半期累計(2015年4-12月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比7.1%増の3676.13億円、営業利益が同10.9%増の199.67億円、経常利益が同17.2%増の236.22億円、純利益が同33.1%増の144.01億円と各利益で2ケタの増益を達成した。

リース業界全体として、2015年12月累計リース取扱高が前年同期比10.3%増の3.6兆円と9ヶ月連続で前年同月比増となる好調な市場環境のもと、同社は契約実行高が前年同期比10.3%増の5249億円、営業資産残高が前期末比6.3%増の1.8兆円となった。売上高は計画をやや下回るものの、利益面では計画を上回る進捗となっている。

通期業績見通しは従来計画を据え置いた。売上高が前期比5.9%増の5000.00億円、営業利益が同6.0%増の260.00億円、経常利益が同5.8%増の280.00億円、純利益が同12.6%増の160.00億円を見込んでいる。通期計画に対する経常利益進捗率は84.4%と順調。

同社は、大手総合リース会社の一角。情報関連機器、事務用機器、船舶・航空機・車両並びに輸送用機器、建築土木機械などのリースと割賦販売業務を手掛ける。

《SF》

 提供:フィスコ

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