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2016年02月03日17時08分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年2月3日

 3日の市場は日経平均が大幅続落。終値は前日比559円安の1万7191円だった。取引時間中は安値1万7080円(670円安)まで下落。日銀が先週末にマイナス金利を導する直前の水準(28日終値の1万7041円)に接近するなど緩和効果の大半を帳消しにする展開となった。下げ要因は原油安と米株下落。ここまで海外要因で下げて来ているだけに、日銀の善処だけでは思うように行かない現状もあるようだ。

 昨日の米国市場は欧州株安や原油下落を受けてダウ平均が大幅続落した。WTI原油先物が再び30ドルの大台を割り込むと売り物が膨らみ、改めて世界景気の減速を警戒する雰囲気が強まった。ダウ平均は一時340ドルを超える下げ幅まで示現していた。さて、原油安が米国市場を揺さぶる展開となったことで東京市場も再びリスクオフの雰囲気に。日経平均は開始から1万7500円を割り込み、その後も下げ止まらずに下値は1万7000円近くにまで達してしまった。ほぼ無抵抗の下げを見てこの日は押し目買い気運も後退。市場が荒れてしまうと手は出しにくく、取引時間中に目立った反発を見せることはなかった。国内企業の業績下方修正が増えている点もやや気掛かり。原油、中国の2つのマイナス要因が実際に業績に反映され始めており、決算発表が一巡する来週までは落ち着かない状態かもしれない。目先は下値1万7000円を維持できるかがポイントに。(ストック・データバンク 編集部)

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