【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … プロルート、ノジマ、青山財産 (2月2日発表分)
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の2月1日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 明星電 <6709>
16年3月期の連結経常利益を従来予想の4億9000万円→1億円(前期は2億5600万円)に79.6%下方修正し、一転して60.9%減益見通しとなった。
▲No.2 メタルアート <5644>
16年3月期の連結経常利益を従来予想の3.7億円→1.4億円(前期は16.2億円)に62.2%下方修正し、減益率が77.3%減→91.4%減に拡大する見通しとなった。
▲No.4 プロルート <8256>
16年3月期の連結最終損益を従来予想の5500万円の黒字→5億1000万円の赤字(前期は2億2800万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を26.2%毀損する規模となった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6709> 明星電 東2 -11.50 2/ 2 3Q 赤拡
<5644> メタルアート 東2 -7.14 2/ 2 3Q 赤転
<8929> 青山財産 東2 -6.31 2/ 2 本決算 14.65
<8256> プロルート JQ -6.25 2/ 2 3Q 赤拡
<7419> ノジマ JQ -6.19 2/ 2 3Q 120.62
<3891> 高度紙 JQ -5.96 2/ 2 3Q -65.77
<3634> ソケッツ 東M -2.43 2/ 2 3Q 赤縮
<2114> フジ日本 東2 -2.15 2/ 2 3Q 1.67
<3417> 大木ヘルス JQ -1.51 2/ 2 3Q 115.06
<9686> 東洋テク 東2 -1.00 2/ 2 3Q -1.75
<3571> ソトー 東2 -0.20 2/ 2 3Q -13.91
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース