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【経済】米国、1年内の景気後退確率は46%=ドイツ銀


ドイツ銀行は最新リポートで、米連邦準備理事会(FRB)が予測した1年内の景気後退確率4%について、計算式に大きな落とし穴があったと指摘した。金利水準がほぼゼロに近い状況の中で、FRBの試算が米経済を正確に反映していないと強調し、1年内の景気後退確率が46%になるとの見方を示した。

ドイツ銀は、FRBが10年物と3カ月物米国債の利回り格差で向こう12カ月の米景気後退確率を計算したと指摘した。FRBが利回りに干渉しているほか、現在の利回り格差がピーク時を大幅に下回っているため、これで米経済の後退確率を正確に計算できないと強調した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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