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【市況】東京株式(寄り付き)=米株安、原油安受けて大幅続落

 3日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比253円安の1万7497円と大幅続落。前日の欧米株市場が総じて安く、米国株市場では原油市況の下落でエネルギー関連株が売られ、NYダウが300ドル近い下げとなるなどリスクオフの流れが再び形成、東京市場でも主力株中心に広範囲に売りがかさんでいる。

 WTI原油先物価格は前日にフシ目となる1バレル=30ドル台を再度割り込んだことで警戒感が強まっている。外国為替市場では1ドル=119円台に入るなど円高傾向にあることもマイナス材料。一方、日銀のマイナス金利導入による金融緩和環境が意識されるなか、売り一巡後下値では押し目買いを誘う可能性もある。寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは鉄鋼、卸売、非鉄、その他金融、ガラス土石、輸送用機器など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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