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【通貨】NY為替:ドル・円は119円95銭、原油再び30ドル割れ&株安を嫌気、リスクオフ加速


 2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円80銭から119円84銭まで下落し119円95銭で引けた。原油価格や米国株式相場の下落を嫌気したリスク回避の円買い、債券利回り低下に伴うドル売りに拍車がかかった。


 ユーロ・ドルは、1.0940 ドルへ上昇後、1.0892ドルへ反落し、1.0917ドルで引けた。ユーロ圏の失業率は低下したものの生産者物価指数は予想を下回ったため、根強い欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測に伴うユーロ売りに上値は限定的となった。ユーロ・円は、131円88銭から130円90銭へ下落した。


 ポンド・ドルは、1.4363ドルへ下落後、1.4427ドルへ上昇。ドル・スイスは、1.0170フランへ下落後、1.0219フランへ上昇した。スイス中銀による追加緩和観測が強まったため、フラン売りが優勢となった。

《KK》

 提供:フィスコ

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