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【市況】2日の日本国債市場概況:10年国債入札低調で債券先物は一時150円37銭まで下落


<円債市場>

長期国債先物2016年3月限
寄付150円44銭 高値150円61銭 安値150円37銭 引け150円56銭
売買高総計43075枚

2年 361回 -0.150%
5年 126回 -0.105%
10年341回 0.080%
20年155回 0.810%

債券先物3月限は150円44銭で取引を開始し、150円61銭まで買われたが、
午後の取引で一時150円37銭まで下げた。本日行われた10年国債入札では、
最低落札価格が102円03銭、平均落札価格は102円14銭、応札倍率は3.14倍
となった。最低落札価格は事前予想の102円16銭を下回っており、今回の
10年国債入札はやや低調な結果となった。現物債の取引では長期債の気配が
甘くなり、中長期ゾーンのカーブはスティープニング気配で推移した。

<米国債概況>
2年債は0.78%、10年債は1.93%、30年債は2.74%近辺で推移。
長期債利回りは、全般的にやや低下。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は0.32%、英国債は1.580%、オーストラリア10年債は2.62%、
NZ10年債は3.17%で推移。(気配値)



[本日の主要政治・経済イベント]

・19:00 ユーロ圏・12月生産者物価指数(前年比予想:-2.8%、11月:-3.2%)
・19:00 ユーロ圏・12月失業率(予想:10.5%、11月:10.5%)
・19:00 ジョルダン・スイス中銀総裁講演(スイス経済と金融政策)
・03:00 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁講演(米経済)

《MK》

 提供:フィスコ

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