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【特集】リアルワールド Research Memo(4):クラウドメディアサービスでは主にポイントメディア運営等を行う


■事業の内容

(1)クラウドメディアサービス

インターネット上において、主に成果報酬型広告(アフィリエイト広告)を集約したポイントメディアの運営等を行っている。会員がリアルワールド<3691>のサイトに掲載された広告を経由して顧客企業(広告主等)の商品・サービスの購入、会員登録、口座開設、資料請求、アプリダウンロード等のアクションを行うことにより、ポイントを付与するサービス。同社の収益は、会員のアクションに連動した成果広告報酬及びサイトに掲載する広告掲載料等。同社が運営しているサービスはGendama、REALWORLD、その他の3つに大別される。なお、2012年9月期からはPC版サービスに加えて、スマートフォン版サービスの提供を開始した。2015年9月期におけるスマートフォン版サービスの売上高は640百万円となっており、クラウドメディアサービスの売上高の4分の1強を占めるまでに成長している。

a) Gendama
2005年7月に開設したサイト(www.gendama.jp)で、会員数は国内最大級の440万人。会員が楽しみながらポイントを獲得できるように、ポイント獲得ができるミニゲームの充実、各種広告を掲載することによるポイント獲得手段の多様化を図っている。加えて、会員が継続的にアクションしやすいサービス及びサイト設計に注力している。

b) REALWORLD
TwitterやFacebookといったソーシャルメディアからの情報量の増加やPCからスマートデバイスへのシフトといった足元のトレンド変化に対応するために「ライフマイル」を今年10月に統合した新しいサイト(www.realworld.jp)。

c)その他
同社グループがクラウドメディアサービスの運営において培ったノウハウに基づき、他社サービスにかかる共同運営、運営受託を行っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)

《HN》

 提供:フィスコ

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