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【市況】東京株式(寄り付き)=米株式軟調と円安一服を嫌気し売り先行

 2日の東京株式市場は売り先行のスタート。寄り付きの日経平均株価は、前日比148円安の1万7716円と反落スタート。午前9時現在の東京外国為替市場では、1ドル=120円80銭台と、前日に比べて円高・ドル安での推移。

 日経平均株価が前週末ときのうの続急伸により2日間で823円も上昇したことを受け、利益確定の売りが先行している。また、前日の米株式市場の軟調や米原油先物価格の下落、さらに外国為替市場での円安傾向一服なども売り要因として意識されている。

 1日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比17.12ドル安の1万6449.18ドルと3日ぶり小幅反落した。1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が3年5カ月ぶりの水準に低下するなどの中国景気の減速傾向や、米原油先物価格の下落を嫌気して売りが先行した。ナスダック総合株価指数は、前週末比6.414ポイント高の4620.367と3日続伸した。

 寄り付き時点の業種別では、鉱業、鉄鋼、石油・石炭、不動産などが売られている。半面、空運、海運、医薬品は買われている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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