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【市況】25日線や週足雲下限での底堅さを意識/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 1日のNY市場はまちまち。中国の1月製造業購買担当者景況指数(PMI)が12年8月以来の低水準となったほか、原油相場の大幅下落を受けて売りが先行。フィッシャーFRB副議長が世界経済の見通しに対する懸念や、原油安によるインフレ率の回復遅延に言及したことで、追加利上げ観測が後退し、引けにかけて下げ幅を縮小した。ダウ平均は17.12ドル安の16449.18、ナスダックは6.41ポイント高の4620.37。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の17740円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から、売り優勢の展開となろう。もっとも、前日の上昇で上値抵抗だった25日線を突破し、節目の18000円に接近していることもあり、いったんは戻り売りが警戒される水準である。25日線が支持線として意識されて底堅さがみられるかが注目されるところ。また、週足の一目均衡表の雲下限が17700円処に位置している。この水準での底堅さがみられれば、市場のムードは悪くならないだろう。25日線や週足雲下限での底堅さを意識し、17650-17900円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 17900円-下限 17650円

《TM》

 提供:フィスコ

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