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【通貨】2月1日のNY為替概況


1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円33銭から120円68銭まで下落し121円10銭で引けた。

中国や米国の製造業指数の低迷で世界経済への懸念が再燃しリスク回避の円買い、債券利回り低下に伴うドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.0873 ドルから1.0913ドルへ上昇し、1.0895ドルで引けた。欧州議会のECB年次報告討論会でのドラギECB総裁の発言、「回復の軌道を壊すリスクが存在する」とし「ECBは3月に政策方針を検証し、再考する可能性がある」を受けて、追加緩和期待を受けたユーロ売りに上値が抑制された。ユーロ・円は、131円66銭から132円03銭へ上昇。

ポンド・ドルは、1.4283ドルから1.4445ドルへ上昇した。

ドル・スイスは、1.0156フランへ下落後、1.0206フランへ上昇した。



[経済指標]・米・12月個人所得:前月比+0.3%(予想:+0.2%、11月:+0.3%)・米・12月個人消費支出(PCE):前月比0.0%(予想:+0.1%、11月:+0.5%←+0.3%)・米・12月コアPCE価格指数:前年比+1.4%(予想:+1.4%、11月:+1.4%←+1.3%)・米・12月建設支出:前月比+0.1%(予想:+0.6%、11月:-0.6%←-0.4%)・米・1月ISM製造業景況指数:48.2(予想:48.4、12月:修正値48.0)

《KY》

 提供:フィスコ

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