【通貨】欧州為替:ユーロは底堅い値動き、原油安受け警戒感
原油価格の弱含みを受け欧州株は下落に転じる指数がみられ、リスク回避的なユーロ買いが強まりやすい展開。ユーロ・ドルは欧州市場に入って底堅い値動きとなっており、1.0840ドル台から1.0860ドル付近まで値を上げた。原油価格が目先も下げれば、ユーロ・ドルは一段高となる見通し。なお、17時55分発表の独製造業購買担当者景況感指数(PMI)は予想を上振れたが、ユーロ相場への影響は限定的。
・独・1月製造業PMI改定値:52.3(予想:52.1、速報値:52.1)
・ユーロ圏・1月製造業PMI改定値:52.3(予想:52.3、速報値:52.3)
欧州市場では、ドル・円は121円06銭から121円29銭、ユーロ・ドルは1.0845ドルから1.0860ドル、ユーロ・円は131円36銭から131円65銭で取引されている。
《TY》
提供:フィスコ