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【通貨】あすの為替相場見通し=米ISM製造業指数など外部環境を再注目

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は再度、米国市場など国外の市場環境に左右されそうだ。予想レンジは120円70~121円90銭。

 1日の東京市場は、先週末29日に日銀がマイナス金利政策を導入したことを受け大幅なドル高・円安が進んだ流れを引き継いで推移し、121円前半での一進一退が続いた。日経平均株価は大幅続伸したが、為替相場は121円台後半に向けては上値が重く、方向感に欠ける展開となっている。

 市場では、今週末に予定されている米1月雇用統計の結果に関心が集まっており、今晩発表される米ISM製造業指数などが相場に影響を与えそうだ。NYダウの上昇が続けば、リスクオン姿勢から再度121円台後半をうかがう展開も予想される。あすは国内では1月マネタリーベースの発表があるほか、豪州準備銀行理事会が予定されている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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