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2016年02月01日09時46分

【市況】概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は急反発、中国人民銀行が春節前後は公開市場操作の回数を増やす方針を明らかに


【ブラジル】ボベスパ指数 40405.99 +4.60%
29日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1775.80ポイント高(+4.60%)の40405.99で取引を終えた。38634.71から40405.99まで上昇し、高値引けとなった。指数構成銘柄での値上がりは59、値下がりは2、変わらず0であった。

日銀の新たな金融緩和を好感した欧米株高に、ブラジル株も連れ高になったとみられる。それに加えて、NY原油先物の続伸を受けて(一時34.40ドルまで上昇)、石油ガス大手ペトロブラス(PETR3)が株高を継続。また、水処理大手のサンパウロ州基礎衛生(SBSP3)も、同社最大規模の貯水池の水位上昇を材料に株高となり、ボベスパ指数の上昇をけん引したとの見方。

【ロシア】MICEX指数 1784.92 +0.73%
29日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は、前日比12.99ポイント高(+0.73%)の1784.92で取引を終了した。1788.08まで上昇した後、いったん1758.60まで下落した。
日銀の新たな金融緩和を好感した欧州株高に、ロシア株も連れ高になったとみられる。そうしたなか、ブレント原油先物が一時34ドル台に反落した場面でMICEX指数も安値をつけ、原油が反発していくところで指数も再び上昇に転じた。この日、ロシア中銀が政策金利(11.00%)の据え置きを決定したが、予想通りの結果で株式相場への影響はほとんどみられなかったもよう。

【インド】SENSEX指数  24870.69 +1.64%
29日のインドSENSEX指数は上昇。前日比401.12ポイント高(+1.64%)の24870.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同138.90ポイント高(+1.87%)の7563.55で取引を終えた。

小幅安で寄り付いた後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇に伴い、資源セクターに買い戻しが広がった。原油価格の低迷を受け、ロシアが石油輸出国機構(OPEC)と生産調整を協議する用意があると発言したことが支援材料になったもようだ。また、中国の追加流動性供給や、日本が史上初のマイナス金利を導入するなどもサポート材料となった。

【中国本土】上海総合指数 2737.60 +3.09%
29日の上海総合指数は急反発。主要指標の上海総合指数は前日比81.94ポイント高(+3.09%)の2737.60ポイントと4日ぶりに値上がりした。

中央銀行の資金供給スタンスが支え。中国人民銀行が28日、春節(旧正月)前後の1月29日から2月19日の期間中、公開市場操作(オペ)の回数を増やす方針を明らかにしたことがプラス材料だ。人民銀はこの日も、リバースレポで計1000億人民元を供給。今週は異例の3回オペ実施となった。中長期的な緩和とはならないものの、資金需要が高まる春節前後の流動性が確保できると好感されている。前日までの軟調地合いを継いで小安く寄り付いたものの、指数は上げ幅を段階的に広げた。

《CS》

 提供:フィスコ

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