市場ニュース

戻る
 

【市況】週足の雲下限を突破してくるか/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 29日のNY市場は上昇。日銀が金融政策決定会合で予想外のマイナス金利政策を発表したことで、アジア・欧州株が全面高。この流れを受けて米国株も買いが先行した。その後も主要企業の好決算や原油相場の上昇を受けて終日堅調推移となっており、10-12月期GDP速報値は予想をやや下振れたものの、相場への影響は限定的だった。ダウ平均は396.66ドル高の16466.30、ナスダックは107.28ポイント高の4613.95。シカゴ225先物清算値は大阪比210円高の17850円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から買い先行となり、上値抵抗として意識されていた25日線を突破してくることになりそうだ。一目均衡表では基準線を突破してくることになる。ボリンジャーバンドでは、-1σと中心値(25日)とのレンジから、中心値と+1σとのレンジに移行することになろう。-2σは上向きに転じてきており、底入れからのリバウンドが引き続き意識されそうである。また、週足の一目均衡表では雲下限が17700円処に位置している。雲の中で強弱感が対立しやすいものの、雲下限を突破してくることから17700円が支持線として意識されてくる。17650-18000円のレンジを想定する。


[予想レンジ]

上限 18000円-下限 17650円

《TM》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均