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【通貨】英ポンド週間見通し:底堅い動きか、日銀のマイナス金利導入で買い優勢の展開


■対円レートは上昇、原油高や日銀によるマイナス金利導入が好感される

先週のポンド・円は上昇。英中央銀行の年内利上げの可能性はさらに低下したが、原油先物の続伸や日本銀行によるマイナス金利導入を意識してポンドを買い戻す動きが続いた。
米ドル高・円安の進行につれてポンドは一時174円台まで上昇。取引レンジは166円98銭-174円18銭。

■底堅い動きか、日銀のマイナス金利導入で買い優勢の展開

今週のポンド・円は底堅い展開か。日銀によるマイナス金利導入によって円安基調は持続する見込み。ただし、4日の金融政策委員会(MPC)で示される今後の経済見通しなどが弱気だと、早期利上げ観測はさらに後退し、ポンド買いは一服する可能性がある。原油先物の反落もポンドを押し下げる要因となる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・1日:1月製造業PMI(予想:51.8、12月:51.9)
・4日:英中央銀行金融政策発表(政策金利は0.5%で現状維持の公算)

予想レンジ:171円00銭-175円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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