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2016年01月29日16時34分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年1月29日

 1月最後の取引となる本日の市場は日経平均が大幅反発。終値は前日比476円高の1万7518円で、今月13日以来、約半月ぶりの水準まで回復してきた。取引時間中は一時600円近く上げる場面も。注目されていた日銀の金融政策決定会合で、マイナス金利導入という追加緩和策が発表されたことを好感した。円相場も一時121円台まで急落。1月中に溜まっていたリスクオフのポジションが修正されつつある。

 昨日の米国市場は原油相場の上昇を好感してダウ平均は反発した。産油国が協調減産するのではとの見方が一部で広がり売り方が買い戻しを急いだようである。フェイスブックの好決算も追い風となった模様。さて、先月は市場の失望を買った日銀が、本日は見事なサプライズで株高・円安を演出、東京市場は日経平均が今年2番目の上げ幅を記録する全面高商状となった。前半は国内景気指標の下振れを嫌気して軟調に推移したが、昼休み中に日銀の追加金融緩和が報じられると状況は一変し、後場開始わずか15分で日経平均は600円近くも上げるポジティブサプライズを体現した。その後はマイナス金利の副作用(銀行の収益低下)が意識されいったん300円近い下げとなったが、13時半くらいからは再びマイナス金利による円安が期待され、日経平均は大きく持ち直して引けている。東証1部の売買代金は昨年8月以来の4兆円台。1万7000円以下で目先売る人は売った感があり、来週はある程度戻りを試す週となりそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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