市場ニュース

戻る
 

【市況】マザーズ指数は続伸、SOSEIが急伸して指数けん引/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場は、前日の上昇に対する利益確定売りも一部で見られたが、日経平均が方向感に乏しい展開となるなかで中小型株の循環物色の流れが継続した。SOSEI<4565>が急伸して指数を押し上げたほか、テーマ株の一角が切り返した。また、直近IPO銘柄の見直しの動きも見られた。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で996.29億円。騰落数は、値上がり115銘柄、値下がり88銘柄、変わらず16銘柄となった。
 個別では、ラクーン<3031>、セレス<3696>、Aiming<3911>、エイジア<2352>、アキュセラ<4589>などが堅調。フィンテック関連として人気の根強いインフォテリア<3853>や、12月IPO銘柄のダブルスタンダード<3925>、その他サイバーS<3810>がストップ高まで上昇した。また、SOSEIのほかファストロジク<6037>、マイネット<3928>、ラクス<3923>は10%超の上昇となった。SOSEIはノバルティス社へ導出した慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬の順調推移が材料視された。一方、ミクシィ<2121>、ジグソー<3914>、アークン<3927>、FFRI<3692>、シリコンスタ<3907>などが軟調。また、スキー場開発<6040>、ITM<2148>、NTTDIM<3850>がマザーズ下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均