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【通貨】外為サマリー:1ドル118円半ばで推移、上値では売り優勢の展開に

 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=118円62銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=129円11銭前後と同60銭前後のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円相場は午前10時50分過ぎに一時、118円94銭まで値を上げる場面があった。ドルへの買い戻しが膨らんだ格好だが、119円ラインに接近するとともに上値では売りが膨らみ、午後に入り118円60銭前後に軟化し推移している。FOMC声明文はハト派的との見方が出ているが、年4回とも見込まれている利上げ回数の減少への具体的な言葉はなく、NYダウは下落。東京市場では為替相場が118円半ばを中心とする値動きとなった。ただ、あすの日銀金融政策決定会合の結果発表に向け、追加緩和期待も膨らんでいるだけに、積極的なドル売り・円買いを仕掛ける向きは少ない様子だ。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0884ドル前後と前日に比べ 0.0010ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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