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【材料】オリックスが小動き、国内大手証券は10~12月期決算にサプライズはないと指摘

 オリックス<8591>が小動き。現在は前日終値と比べ、小安い水準で推移している。

 野村証券は、同社が27日引け後に発表した15年10~12月期決算は、前四半期に比べ、子会社売却益の縮小などにより親会社株主利益は減少、営業資産水準は横ばいとなったが大きなサプライズはないと指摘。同社株に対する投資判断を考える上では、四半期動向よりも中期的に持続可能な利益成長率やその水準が一層重要であるほか、売却益の規模や実現時期、M&A実行の外部からの予想確度が高まること、株式市場や資源価格の市況サイクルに変化が起こるなか、次の成長へ向けた新規投資の実現、などがクリアになるまでは様子見が妥当とする判断に変更はないと解説。

 同証券は、同社に対する業績予想を据え置くものの、目標株価を2100円から1800円へ引き下げ、レーティングは「ニュートラル」を継続している。
《MK》

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