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【材料】平田機工の上げ足加速、9年ぶり高値圏に

 平田機工<6258>への物色資金流入が加速、一時344円高の2425円まで買われ連日の昨年来高値更新、時価は2007年1月以来9年ぶりの高値圏に浮上している。

 同社は自動車や同部品メーカー向けにエンジンやトランスミッション、車載電子部品などの自動組立ラインを手掛け、北米中心に需要を取り込んでいる。また、半導体製造工程のシリコンウエハー搬送設備なども展開、16年3月期は3期連続の増収増益が有望。

 有機EL事業にも注力、一昨年に子会社を設立して有機EL照明分野のノウハウをもとに関連装置を製品化しアジア向け市場開拓を進めている。特定有機ELディスプレー製造装置メーカー向けの真空チャンバーの受託製造でも実績を有し、米アップルの液晶パネル採用を受けた韓国LGなどの液晶設備投資拡大などで恩恵を享受する。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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