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【市況】東京株式(前引け)=小幅続伸、朝安後切り返すも上値重い

 28日前引けの日経平均株価は前日比32円高の1万7196円と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は9億4758万株、売買代金概算は1兆246億5000万円。値上がり銘柄数は1054、対して値下がり銘柄数は726、変わらずは149銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方安かったがその後は切り返し、前引けはプラス圏で着地した。前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数ともに急反落したことを受けて主力株中心に売りが出たが、取引時間中に為替が円安に振れたことなどを背景に買い戻される流れとなった。ただ、日銀の金融政策決定会合の結果をあすに控え、様子見ムードから上値も重い。1万7200円台では戻り売りに押される展開となっている。

 個別ではサイバネットシステム<4312>がストップ高、ベリサーブ<3724>も一時値幅制限いっぱいに買われた。NTT<9432>は買いが優勢、JT<2914>もしっかり。ウェルネット<2428>が大幅高、アドバンテスト<6857>、信越ポリマー<7970>も値を飛ばした。半面、日本航空電子工業<6807>が急落。アルプス電気<6770>、村田製作所<6981>などが売られ、ソニー<6758>も軟調。大京<8840>、ユアテック<1934>も安い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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