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【材料】日本ペイントHD、アナリストが中国子会社を訪問、目標株価引き下げるが「強気」を継続

 日本ペイントホールディングス<4612>が反落。15年12月30日終値から約1000円の下落幅となっており中国景気や為替、原油価格の動向が同社の業績予想に影響を与えていることが伺える。

 国内大手証券のSMBC日興証券が、日本ペイントHDの目標株価を引き下げた事が確認されている。同証券のアナリストは「業績予想と目標株価を引き下げるが、評価ポイントは不変」とリポートで紹介している。レーティングは「1」を継続しているものの目標株価は3650円から3000円に引き下げており、強弱材料が対立している格好だ。

 同証券が中国子会社を訪問した取材では、「2016年3月期予想ののれん償却前経常利益の5割を中国塗料事業が稼ぎ出す見通しで中国の重要性が高い」としている。それだけに中国景気動向は同社の株価に影響度が大きいという見方が市場では一般的になっているようだ。
《MK》

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