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【通貨】外為サマリー:1ドル118円60銭前後で推移、FOMCはハト派的内容と

 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=118円61銭前後と前日に比べ40銭前後のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、政策金利は据え置かれた。同時に公表された声明文は、「世界の経済・金融情勢を注意深く見守る」とされ、市場ではハト派的と受け止められた。これを受け、一時119円06銭まで値を上げていたドルは売りが優勢となり、118円台半ばに下落した。

 この日の東京市場に移ってからは午前9時過ぎに一時、118円42銭まで軟化したが、その後118円60銭台に値を戻した。FOMCは通過したものの、きょうからあすにかけ日銀金融政策決定会合が開催されることから、市場には依然手控え気分が出ている。
 
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0895ドル前後と前日に比べ0.0020ドル強のユーロ高。対円では1ユーロ=129円23銭前後と同70銭前後のユーロ高・円安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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