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【経済】中国と香港の貿易データに大差、中国側のデータ信憑性に疑問


中国と香港が発表した両地域間の貿易データに大きな差がみられている。市場関係者の間に、中国側が発表したデータの信憑性を疑問視する声が上がっている。

中国の税関総署が発表した昨年12月の香港向け輸出額は460億米ドルと、3年ぶりの高水準を記録した。一方、香港の統計局が発表した同月の中国本土からの輸入額は約237億米ドルにとどまり、中国本土側が発表した金額を223億米ドル下回る。

エコノミストは、貿易額の大差について、中国本土と香港の人民元価格差を利用した投機的な取引の拡大が主因だと分析している。輸出という名目で人民元を香港から輸入して本土でさばいているとみている。

《ZN》

 提供:フィスコ

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