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【市況】17000円を挟んでの底堅い相場展開/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 27日のNY市場は下落。主要企業の冴えない決算を嫌気して売りが先行した。その後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑や原油相場の回復を受けて、上昇に転じる場面もみられた。しかし、FOMC声明文では、世界景気や金融環境に注視する一方で、3月の利上げ観測を後退させるほどの内容ではなかったことが嫌気され、発表後に下落する展開。ダウ平均は222.77ドル安の15944.46、ナスダックは99.51ポイント安の4468.17。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の17055円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から売りか先行しようが、5日線が引き続き支持線として意識されることになり、17000円を挟んでの底堅い相場展開が期待される。一目均衡表では転換線が支持線として意識されることになる。ボリンジャーバンドでは-1σをキープするようだと、-2σが横ばい推移を見せてきていることもあり、目先底が次第に意識されてくる可能性がある。16900-17200円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 17200円-下限 16900円

《TM》

 提供:フィスコ

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