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【材料】ラクオリア創薬は反落、P4拮抗薬の米国承認申請も急伸後に利益確定売り

 ラクオリア創薬<4579>は反落。同社は26日の取引終了後、EP4拮抗薬(Galliprant)について導出先のアラタナ社が動物薬としての米国承認申請を行ったことを発表、これを好感して一時前日比42円高の404円まで買われたが、その後は利益確定売りに押される動きになっている。

 Galliprantは、イヌの変形性関節症に伴う痛みや炎症の治療薬のファースト・イン・クラス(新規医薬品の中でも新規性・有用性が高い画期的新薬)として位置づけられている。EP4拮抗薬のGalliprantは、生体内で合成されるプロスタグランジンE2(PGE2)の受容体の一つであるEP4受容体を選択的に阻害する作用を持つことから、慢性炎症性疼痛に有効であることが示されている。 同社は今回の承認申請によりマイルストーン達成に伴う一時金の受領が確定している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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