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【市況】概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は反落、2016年の経済成長率見通しが-3.00%まで悪化が影響


【ブラジル】ボベスパ指数 37497.48 -1.40%
26日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比533.74ポイント安(-1.40%)の37497.48で取引を終えた。38031.22から37112.35まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは12、値下がりは46、変わらず3であった。

25日(月)のブラジル株式市場は休場だったが、ブラジル中銀が週次エコノミスト調査を通常通り発表。それによれば、2016年の経済成長率見通しが-3.00%(前回-2.99%)まで悪化。また、2017年が+0.8%に下方修正されており(前回+1.0%)、26日のブラジル株の売り材料になった。

【ロシア】MICEX指数 1705.01 -0.67%
26日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は、前日比11.55ポイント安(-0.67%)の1705.01で取引を終了した。1719.09から1695.91まで下落した。

前日発表のロシアの12月鉱工業生産や小売売上高の落ち込みが、引き続きロシア株の売り圧力になったもよう。ブレント原油先物が31ドル台まで反発したことは、ロシア株の下支えとなった。しかし、ルーブルも反発したことで収益の縮小懸念から輸出関連銘柄が下げたとみられ、指数を圧迫した可能性がある。

【インド】
休場

【中国本土】上海総合指数 2749.79 -6.42%
26日の上海総合指数は大幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は前日比188.73ポイント安(-6.42%)の2749.79ポイントと3日ぶりに急反落した。約1年2カ月ぶりの安値を付けている。

持ち高調整の売りが広がる。春節(旧正月、7~13日)の大型連休を前に買いが手控えられた。昨年安値の2850ポイントを割り込むと、一気に下げが加速している。ベンチャー企業で構成される深セン創業板指数が7.6%安と大きく下落したことも、中小型株を好む個人投資家のマインドを冷え込ませた。25日の商いが約4カ月ぶりの低水準にとどまるなか、市場エネルギーの減退も不安視されている。

《CS》

 提供:フィスコ

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