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【材料】国内大手証券、アジア投資家は9割以上が銀行株に「悲観的」との見方

 銀行株の下落が目立っている。メガバンク3行のうち、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>と三井住友フィナンシャルグループ<8316>の株価が2016年に入ってから昨年来安値を更新するほど下落トレンドが顕著になっている。SMBC日興証券がリリースしたリポートでは、アジア投資家訪問を行いシンガポールでは日本の銀行株に対して悲観的な見方が9割以上だったことを報告している。

 リポートによるとアジア投資家は、証券会社の予想以上に銀行株に対して弱気転換しており今後3年間で10%~15%の減益もあり得ると、またオイル・ガス関連与信の貸し出しが高いなど複数のポイントを挙げ、業種格付けを「強気」から「中立」に引き下げている。

 今日のマーケットでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ<8411>をはじめとする銀行株の弱さが話題となっている。
《MK》

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