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【材料】村田製作所に外国人投資家からの売りが継続、物色の変化が投資ファンドの動向で

 村田製作所<6981>の株価が軟調だ。iPhone関連の好業績銘柄として国内外の投資家から注目され株価は2万円を超える時期もあったものの、直近は1万3705円まで値下がりする局面があった。

 外国人投資家の動向を見極める話題では、5%ルール大量保有報告書に注目する人が多いようだ。1月25日に提出された最新資料では米国籍のファンド「キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー」が村田製作所の株式を売却していることが判明した。

 日本株運用で大株主に名前が上がる著名ファンドのキャピタル・リサーチ・アンド・マネージメントがグループ会社と共同保有していた株式を減少させている。従来、村田製作所の株式を発行済み株数の12.95%保有していたが11.90%(2680万8109株)までポジションを低下させている。Appleの減産報道や、iPhone販売台数の陰りなどからサプライヤーの投資比率を落としていることが5%ルールからもわかる。
《MK》

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