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【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … JSR、カブコム、エンプラス (1月25日発表分)


―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月22日から25日の決算発表を経て26日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 HIOKI <6866>
 15年12月期の連結経常利益は前の期比45.2%増の29.1億円に拡大し、16年12月期も前期比16.0%増の33.8億円に伸びを見込み、10期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2 アパマンショ <8889>
 16年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の3.3億円に急拡大したが、通期計画の23億円に対する進捗率は14.4%となり、5年平均の10.0%とほぼ同水準だった。

★No.4 トランコム <9058>
 16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.6%増の46.2億円に伸び、通期計画の58.4億円に対する進捗率は79.2%に達し、5年平均の76.0%も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<6866> HIOKI   東1   +12.90   1/25 本決算    15.99
<8889> アパマンショ  JQ   +11.90   1/25   1Q   193.81
<8703> カブコム    東1   +8.41   1/25   3Q    18.24
<9058> トランコム   東1   +6.92   1/25   3Q    14.60
<6961> エンプラス   東1   +6.21   1/25   3Q    -3.32

<6676> メルコ     東1   +5.65   1/25   3Q    20.79
<3132> マクニカ富士  東1   +3.33   1/25   3Q     -
<7177> GMO-CH  JQ   +2.42   1/25   3Q    59.66
<6999> KOA     東1   +1.82   1/25   3Q   -22.35
<4185> JSR     東1   +1.55   1/25   3Q   -15.62

<7466> SPK     東1   +1.09   1/25   3Q    1.04
<8285> 三谷産業    東1   +0.94   1/25   3Q    23.52
<9950> ハチバン    JQ   +0.83   1/25   3Q    45.01
<4556> カイノス    JQ   +0.74   1/25   3Q    18.18
<4761> さくらKCS  東2   +0.61   1/25   3Q    赤縮

<8545> 関西アーバン  東1   +0.17   1/25   3Q    9.51

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした26日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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