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【市況】東京株式(寄り付き)=海外株安、原油供給過剰懸念を背景に売り優勢

 26日の東京株式市場は大きく売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比277円安の1万6833円と急反落。前日の欧米株式市場は総じて軟調、米国株市場ではNYダウが208ドル安と急反落しており、前日に今年初の続伸をみせた日経平均も再び下値を探る展開に。

 サウジアラビアによる生産能力確保に向けた投資継続が伝わったことで、供給過剰懸念から原油市況が再度軟化し、投資家心理が悪化した。一方、東証1部の騰落レシオは前日時点で70.9%と依然として売られ過ぎゾーンとされる80%未満にある。外国為替市場では1ドル=118円台前半で円高には振れておらず、売り一巡後はドル円相場の動向を横にらみに輸出主力株の押し目に買い向かう動きが出る可能性もある。寄り付き時点で業種別では33業種全面安で値下がりで目立つのは鉱業、鉄鋼、その他金融、保険、機械など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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