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【市況】26日の株式相場見通し=米株式の反落を嫌気して売り先行

 26日の東京株式市場は、現地26日から27日まで開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)や、日銀の金融政策決定会合(28~29日)を前にして、買い手控え姿勢が一段と強まりそうだ。また、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が3日ぶりに反落したことを嫌気して売りが優勢となりそうだ。

 25日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比208.29ドル安の1万5885.22ドルと3日ぶりに反落した。現地26日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)開催を控えて見送り姿勢の強まるなか、NY原油先物価格が反落したことで警戒感強まり、株式市場でも売りが先行した。ナスダック総合株価指数は、前週末比72.689ポイント安の4518.491と3日ぶりの反落となった。
 26日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=118円30銭台での推移。前日夕刻に比較してやや円高・ドル安での推移となっている。

 日程面では、12月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC~27日)、米11月のS&Pケース・シラー住宅価格指数、15年の韓国国内総生産(GDP)が焦点となる。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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