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【材料】日東電工が反落、国内大手は「バイオ医薬品を開発する新会社」報道にサプライズないと解説

 日東電工<6988>が反落。高寄り後はマイナスに転じており、プラスに浮上する場面もあったものの、現在は前週末終値と比べ小幅安で推移している。25日付の日本経済新聞朝刊で、「米カリフォルニア州に新型のバイオ医薬品を開発する新会社を設けた」と報じられた。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、同社は以前から肝硬変治療を目的とした核酸医薬が臨床治験中(現在、米国でフェーズ1b)であり、18年度の承認を目指すとの方針を明らかにしており、今回の報道はそのための100%子会社を設立するとの内容と指摘。内容が事実であれば新情報ではあるものの、サプライズはないと解説。今後、臨床治験が次の段階へ進むか、あるいは大手欧米製薬メーカーとの提携や共同開発などが発表されれば、承認に向けて新たな段階へ進んだと判断できるとの見解を示している。
《MK》

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