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【市況】東京株式(寄り付き)=海外株高、円安受けて戻り足続く

 25日の東京株式市場は大きく買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比187円高の1万7145円と大幅続伸で1万7000円台を回復。前週末の東京株式市場は欧州や日本での緩和期待を底流に急反騰、日経平均は900円を超える上げ幅をみせたが、前週末の欧米株は総じて高かったこともあり、引き続きリスクオフの巻き戻し局面が続いている。

 外国為替市場ではドル買い・円売りの動きが継続、足もとは1ドル=118円台後半まで円安が進んでおり、これもここまで大きく売り込まれた輸出主力株中心に買い戻しの動きを促す。原油市況もWTI原油価格は前週末に終値ベースで1バレル=32ドル台まで戻しており、足もとの投資家の不安心理も後退した。ここ連日、相場は売りもしくは買いに偏る一方通行の地合いにあり、依然として先物主導のボラティリティの高い展開が想定される。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、海運を除きほぼ全面高、値上がり上位にその他金融、石油、水産、紙パルプ、その他製品など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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