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【市況】NY原油先物週間見通し:上昇か、リスク回避ムードが大きく後退


■NY原油先物
安値:27.56ドル
高値:32.35ドル
終値:32.19ドル
前週末比(騰落率):5.92%

■上昇、ECBの追加緩和観測で買い戻し

上昇。イランの制裁解除に伴う供給過剰懸念が高まる中、週半ばには1バレル26ドル台と、約12年8カ月ぶりの安値水準まで下押す場面もみられた。しかし、欧州中央銀行(ECB)による追加の金融緩和観測を背景に市場心理が改善し、中国が中東問題に積極的に関与する方針が伝えられる中、買戻しの流れが強まった。


■上昇か、リスク回避ムードが大きく後退

想定レンジ:29.00~38.00ドル

上昇か、日欧の金融緩和観測を背景にリスク回避のムードが大きく後退している。米北東部に寒波襲来が予想されており、灯油需要の思惑等も買い戻しを誘いやすいだろう。中国による中東問題への積極関与により、目先は底入れを探る流れが続きやすい。もっとも、2月以降はイラクの原油再開が見込まれており、先行きは慎重。

《TN》

 提供:フィスコ

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