【通貨】1月22日のNY為替概況
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、117円87銭から118円88銭へ上昇し118円87銭で引けた。
米国の12月中古住宅販売件数が過去最大の伸びを示し予想を上回ったことを好感したドル買い、原油反発、日本銀行による追加緩和期待にリスク選好の円売りが強まった。
ユーロ・ドルは、1.0838ドルから1.0789ドルへ下落し、1.0800ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測を受けてユーロ売り、ドル買いが強まった。ユーロ・円は、127円42銭から128円36銭へ上昇。
ポンド・ドルは、1.4363ドルへ上昇後、1.4258ドルへ下落した。
ドル・スイスは、1.0118フランから1.0166フランへ上昇。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測に連れ、国立銀行によるフラン高是正介入への警戒感が強まった。
[経済指標]・米・12月シカゴ連銀全米活動指数:-0.22(予想:-0.15、11月:-0.36←-0.30)・米・12月中古住宅販売件数:546万戸(予想:520万戸、11月:476万戸)・米・12月景気先行指数:前月比-0.2%(予想:-0.2%、11月:+0.5%←+0.4%)・米・1月製造業PMI速報値:52.7(予想:51.0、12月:51.2)
《KY》
提供:フィスコ