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【通貨】来週の為替相場見通し=日銀決定会合に関心集まる、FOMCにも注目

 来週の外国為替市場のドル円相場は、29日に発表される日銀金融政策決定会合の結果が注目を集めそうだ。

 今週は東京株式市場の急落を受け、リスクオフ姿勢の高まりから一時115円98銭をつける急激な円高が進行した。ただ、週末22日に日経平均株価が急反発したことから118円台に値をもどした。

 来週は28~29日に開催される日銀決定会合が相場を左右しそうだ。今週の急激な株安と円高、それに原油価格の下落基調が続くなか日銀への追加緩和期待が高まっている。アナリストからは、見送り観測が強いものの、金融政策が現状維持だった場合、失望感からの円高が進む可能性もある。追加緩和があるとすれば、国債の購入枠拡大や上場投資信託(ETF)の購入枠拡大などが候補とされている。

 また、26日から27日には米連邦公開市場委員会(FOMC)があり、その声明文などが注目されそうだ。27日には米新築住宅販売件数、29日には米10~12月期国内総生産(GDP)が発表される。予想レンジは1ドル=117円00~119円00銭。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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