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2016年01月22日17時25分

【市況】<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2016年1月22日

 今週の日経平均終値は16958円53銭、前週末比188円58銭安でした。

 年初から下げ一辺倒で売りの嵐に巻き込まれたような展開でしたが、本日になって日経平均は反発らしい反発をみせるなど、ようやくひと息つける形を示してまいりました。週足で見る今週の下ヒゲの長さは昨年9月末の底入れ時に示現した下ヒゲの長さに匹敵するもので、一種の下値到達感を示すものとなっています。昨年8月高値~9月末安値までの第1回目の調整は下げ幅4045円、日柄8週間でしたが、今回の第2回目の調整(昨年12月高値からのスタート)も現状で下げ幅3995円、日柄8週間で、今のところ下げ波動の規模としても匹敵しています。似たパターンとなるなら底入れの条件は揃っていることになるでしょう。また、日経平均の下値1万6000円前後は日銀が一昨年に追加緩和を発表した前後の価格帯。チャート上のフシ目もそこそこ集中しており、1万6000円以下は一気に叩き売りしにくいゾーンと言えるでしょう。期待を込めて目先は1万6000円で底打ちと言いたいところです。ただ、今回露呈した悪材料は前回調整時と違い、日本や世界の成長力に大きな疑義をなげかけるものでした。そのため、前回のように小気味よく株価が戻って行く可能性はおそらく低いと思われます。来週以降、今週につけた週足の下ヒゲの部分を埋めて行くような下げがあれば、下値1万6000円が磐石なものとも言い切れなくなってきます。まだ現実は予断を許さない状況ともいえ、なるべく買いを急がないように見守りたいと思います。(ストック・データバンク 編集部)

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