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2016年01月22日13時32分

【材料】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家夢見る父さん氏:下がってもうれしい投資家たち

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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家夢見る父さん氏(ブログ「夢見る父さんのコツコツ投資日記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年1月22日0時半に執筆

年明けから世界的に株安が続き、21日の日経平均はとうとう16017円となり、今年に入ってからの日々の騰落は、2勝12敗と大きく負け越しています。けれども、僕の周りの個人投資家の多くは慌てることなく、むしろ下げを歓迎しています。どういうことなのでしょうか。

空売り専門の投資家だったら、連日の下げはうれしいでしょう。でも、売りは踏み上げられると損失は無限大であり、僕のようなアマチュアはとても手を出す気になりません。僕の周りで下げを気にしていないのは、国際分散されたインデックスで長期投資を行っている投資家達です。

ここ1週間ほどで、ファンド・オブ・ザ・イヤー授賞式のあとの飲み会など投資家仲間で飲む機会が3回ありましたが、慌てている人は皆無。相場の話になっても、「どこまで下がるのかな」とひとごとのようでした。

多くはサラリーマン投資家なので、積み立て投資を行っています。積み立て投資はずっと上がり続けると、一括投資に比べて不利益です。むしろ、下がってくれないと、安い値段で買えないから、積み立ては一括に勝てません。また、もし一括投資するにしても、将来、換金するときにプラスになっていればいいわけですから、目先の下げは気にしないか、買い増しのチャンスです。

この安値で拾えるという力は大きく、世界一の投資家、ウォーレン・バフェットも「もしハンバーガーを一生食べたいなら牛肉の値段は安い方がいいか、高い方がいいか。多くの人たちはこのことを理解していない。株価が上がると元気になり、下がると落ち込む。ハンバーガーの値段が上がると喜んで買うようなものだ。これから株を買おうと思っている人は株の値下がりを喜ぶべきなのだ」(B・マルキール他「投資の大原則」、日本経済新聞刊」)と、長期投資家にとっては、値下がりこそうまみがあると指摘しています。

ただし、個別企業だったら倒産したらゼロになってしまいます。リスクを分散するためにも、インデックス、できれば世界経済全体に連動するものに投資することをお勧めします。日本経済の先行きが分からなくても、世界全体の経済は中長期では発展していく可能性が高いわけですから。僕の周囲のインデックス投資家は、そう考えて下がればうれしいわけです。

いや、長期投資するにしたって、高いときに売却して、安いときに買い直せばいいという考えもあるでしょう。理屈はその通りですが、普通の人間に先を見通すのはきわめて困難です。ブルームバーグによると、1月3日の日経ヴェリタスで市場専門家66人が今年の日経平均を予想しました。20日の時点で、9割近い58人が、ここまでの下落を想定できていませんでした。専門家でも半月先のことを予測できないのですから、アマチュアではなおさらです。安値で売って、高値で買い直すという可能性は高い。それだったら、ずっと持ち続けるバイ・アンド・ホールドで良いと思っています。

なお、インデックス投資に関心のある方は夢見る父さんのブログをご覧ください。

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執筆者名:夢見る父さん
ブログ名:夢見る父さんのコツコツ投資日記

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 提供:フィスコ

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